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筥崎放生会
2022/09/14
博多では、9月の声をきくと「あぁ、もう放生会だなぁ」と、楽しみにする人も少なくないと思います。 今年は3年ぶりに露店も並び通常開催されます。放生会は正しくは「ほうじょうえ」ですが博多では親しみを込めて「ほうじょうや」と呼び、どんたく・山笠と並び3大祭りとして愛されています。 筥崎宮は日本の3大八幡宮であり、放生会の起源は、「万物の生命を慈しみ、殺生を戒め、秋の実りに感謝する」ところから始まったもので、千年以上前から続く重要な神事です。 でも何と言っても、楽しみは参道に500件以上並ぶ露店です。たこ焼きやリンゴ飴や綿菓子、金魚すくいといったお祭りならではの物から博多人形師の方が作られた土のおはじきや、ちゃんぽん(ほっぺん)、秋を知らせる新生姜といった筥崎宮ならではの物もあり、見て歩くだけでも楽しめます。 コロナ禍で不安の多い日々ですが、感染対策をしっかりしてお祭りを満喫したいものです。